【法人向け】固定電話としてスマホを利用して業務効率化!方法や事例、メリット・デメリットを解説

2026.05.28

法人 固定電話 スマホ アイキャッチ

最近では、より効率的に業務を進められるほか、コストパフォーマンスが高いことから、法人の固定電話番号をスマートフォンで利用する企業が増えています。

特に、クラウドPBXやアプリを活用することで、オフィスに固定電話機を設置せずに「03」「06」などの固定電話番号をスマホで利用できるようになりました。

一方で「スマホを固定電話代わりに使えるのか」「法人でも固定電話番号は必要なのか」「導入コストや通話品質は問題ないのか」と疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、法人の固定電話番号をスマートフォンで利用する方法や仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

あわせて、実際の導入事例も紹介するため、自社に合った導入方法を比較・検討したい方はぜひ参考にしてください。

目次

スマホで固定電話番号を利用する法人が増えている理由

近年、法人でスマートフォンを利用して固定電話番号を運用するケースが増えています。


従来、固定電話はオフィスに必須の通信手段として位置づけられていましたが、クラウドPBXやIP電話などの技術進化により、スマートフォンで固定電話番号を利用することが可能になりました。

この変化には、コスト削減や柔軟な働き方の促進、業務効率の向上など多くのメリットがあり、多くの企業が導入を進めています。

たとえば、外出先やリモートワーク中でも会社の固定電話番号で発着信できるため、電話対応の利便性向上につながります。

また、法人において固定電話番号を取得すること自体は重要です。

 「03」「06」などの固定電話番号があることで、顧客や取引先に対して信頼感を与えやすくなり、企業としての信用性向上にもつながります。

反対に、090・080から始まるスマホ番号をそのまま会社の代表番号として利用すると、企業によっては信頼性に不安を持たれる可能性があるため注意が必要です。

固定電話のデメリット

固定電話は企業の信頼性向上につながる一方で、導入や運用においてさまざまな課題があります。


特に近年では、リモートワークや外出先での対応が増えていることから、従来型の固定電話に不便さを感じる企業も少なくありません。

ここでは、法人が固定電話を導入する際に把握しておきたい4つのデメリットについて解説します。

電話回線を引く必要がある

従来の固定電話を利用する場合、電話回線をオフィスへ引き込む必要があります。
開業時やオフィス移転時には回線契約の手続きが必要となり、利用開始までに時間がかかりやすい点がデメリットです。

また、建物によっては回線工事の日程調整が必要になるため、すぐに電話環境を整えられない場合もあるでしょう。

特に、短期間で事業を開始したい企業にとっては開通期間の長さがデメリットになりやすいです。

設置工事に費用がかかる

固定電話の導入では、電話機の設置や配線工事、PBX(電話交換機)の導入などに費用が発生します。

利用する回線数やオフィス規模によっては、初期費用が高額になるケースもあるため注意が必要です。

さらに、レイアウト変更やオフィス移転のたびに工事費用が発生する可能性もあり、長期的なコスト負担につながりやすいというデメリットもあります。

電話対応のためのスタッフが必要になる場合もある

固定電話は基本的にオフィス内でしか対応できないため、電話応対を行うスタッフが必要になる場合があります。


特に代表電話へ着信が集中する企業では、担当者が電話対応に追われ、本来の業務へ集中しにくくなるケースも少なくありません。

また、担当者が不在の場合には折り返し対応が増え、顧客対応のスピード低下につながることもあります。

スペースの確保が必要

固定電話を設置する場合、電話機や配線、PBX機器などを設置するためのスペースが必要です。
特に小規模オフィスでは、限られたスペースを圧迫してしまう可能性があります。

また、電話機の設置場所によっては配線が増え、オフィス環境が煩雑になることもあるでしょう。

近年では、オフィスの省スペース化やフリーアドレス化を進める企業も増えているため、固定電話の物理的な設備負担を課題に感じるケースも増えています。

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スマホで固定電話番号を利用する3つの方法と仕組み

スマホで固定電話を利用する方法、以下3つについてご紹介します。

順番に解説します。

①クラウドPBXを利用する

クラウドPBX(Private Branch Exchange)は、インターネット上で電話交換機(PBX)の機能を利用できるサービスです。

クラウド上で電話回線や内線管理を行う仕組みのため、従来のようにオフィス内へ電話交換機を設置する必要がありません。

クラウドPBXでは、会社の固定電話番号にかかってきた電話をインターネット経由でスマートフォンへ転送できるため、オフィス外でも同じ番号で発着信が可能です。

専用アプリをスマートフォンにインストールすることで、スマホを会社の固定電話として利用できます。

また、転送機能や内線機能、留守番電話、通話録音など、法人向けに便利な機能が搭載されている点も特徴です。

たとえば、転送機能を使えば代表番号への着信を外出中の担当者へスムーズに取り次げるため、電話対応の効率化にもつながります。

さらに、物理的な電話機や配線工事を最小限に抑えられるため、導入コストを削減しやすく、リモートワークや複数拠点での運用にも柔軟に対応できるでしょう。

②アプリを使用して固定電話番号を取得する

スマートフォンに専用の電話アプリをインストールすることで、固定電話番号を取得し、スマホで利用することができます。

例えば、IP電話サービスを提供するアプリでは、インターネット回線を利用して「03」「06」などの固定電話番号を取得し、その番号をスマートフォンに紐づける仕組みとなっています。

専用アプリを通して発着信を行うことで、スマホであっても会社の固定電話番号を利用した通話が可能です。

そのため、外出先や出張中でも、会社の代表番号から電話をかけたり、固定電話番号宛の着信を受けたりできるため、場所を問わずスムーズな電話対応を実現できます。

また、クラウドPBXと比較して導入が手軽で、初期費用や月額料金を比較的安く抑えやすい点もメリットです。

小規模事業者や、まずは低コストで固定電話番号をスマホ運用したい企業にも適しています。

③固定電話番号の「電話転送サービス」を利用する

電話転送サービスでは、会社の固定電話番号へかかってきた電話を、あらかじめ設定したスマートフォンへ自動転送することができます。

 「03」「06」などの市外局番付き固定電話番号をそのまま利用できるため、オフィス外でも場所を問わず電話対応が可能です。

仕組みとしては、固定電話番号への着信を電話会社や転送サービス事業者のシステムが受け取り、その後スマートフォンへ転送する形となります。

そのため、利用者はスマートフォンで電話を受けながらも、取引先や顧客には会社の固定電話番号を案内できます。

特に、オフィス移転時に電話環境を大きく変更したくない場合や、固定電話回線・電話機の数を減らしたい場合に便利なサービスです。

また、少人数の企業や外出が多い業種では、電話対応の効率化にもつながります。

ただし、転送サービスは「着信をスマホへ転送する」仕組みが中心のため、クラウドPBXのような内線機能や通話管理機能が利用できないケースもあります。

サービスによって特徴や料金、利用できる機能が異なるため、企業規模や働き方に合わせて最適な方法を選択しましょう。

スマホを法人の固定電話として導入するメリット4つ

スマートフォンを法人の固定電話として導入するメリットは多く、企業にとって非常に効率的な選択肢となります。

ここからは、以下の4つのメリットを紹介します。

①導入コストを抑えられる

スマートフォンを法人の固定電話として活用する最大のメリットは、導入コストを抑えられる点です。

従来の固定電話回線を新たに設置するには、専用機器や配線工事などが必要で、高額な初期費用がかかります。

しかし、スマートフォンを使った固定電話の運用であれば、クラウドPBXやIP電話サービスを活用でき、物理的な設備投資が不要です。

これにより初期費用や月々の固定費を大幅に削減できます。

②外出先からでも固定電話番号で通話ができる

スマートフォンを固定電話として利用することで、外出先からでも会社の固定電話番号で通話できるようになります。


従来の固定電話はオフィス外で利用することが難しく、社員が外出先から電話をかける際には、個人の携帯番号を使用しなければならないケースもありました。

しかし、クラウドPBXやIP電話サービスを活用すれば、スマートフォンからでも「03」「06」などの固定電話番号を利用した発着信が可能です。

そのため、顧客や取引先に対して一貫した連絡先を案内でき、企業としての信頼性維持にもつながります。

また、内線取次機能を利用できる点も大きなメリットです。


代表番号にかかってきた電話を、オフィス外にいる担当スタッフのスマートフォンへスムーズに転送できるため、電話対応のスピード向上や取次業務の効率化につながります。

例えば、営業担当者が外出中でも、オフィスへかかってきた電話をそのままスマホで受けられるため、折り返し対応の削減や機会損失防止にも効果的です。

③リモートワークにも柔軟に対応できる

従来の固定電話はオフィスに設置されているため、社員がオフィス外にいると通話ができません。

その点、スマートフォンを利用すれば自宅や外出先でもオフィスの固定電話番号を使って通話が可能です。

これにより、リモートワークを導入している企業でも、社員はどこにいても安定した電話対応ができ、業務効率化の実現や、顧客からの信頼を維持することができます。

④契約台数を調整しやすい

スマートフォンを使った固定電話は、契約台数を調整しやすいという大きな利点があります。

従来の固定電話は、回線の追加や削除に工事が必要で手間や時間がかかりますが、クラウドPBXやIP電話を活用すれば簡単に契約台数を増減できます。

社員数や拠点数の変動に合わせて迅速に新しい番号を追加したり、不要な番号を削減したりでき、企業の変動するニーズに柔軟に対応が可能です。

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スマホを法人の固定電話として利用するデメリット4つ

スマートフォンを法人の固定電話として利用する際のデメリットも存在します。

以下の4つのデメリットについて解説していくので、ぜひチェックしてください。

①通信品質が固定電話より落ちやすい

スマートフォンは、通信品質が固定電話に比べて落ちやすいというデメリットがあります。

固定電話は専用回線を利用するため安定した通信が可能ですが、スマートフォンはインターネット回線や携帯電話回線を使用するので、回線速度や電波状況によって通信品質が変動します。

通話品質が低下してしまうと、重要な通話での音声不良や接続不良が顧客との信頼関係に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

特に、移動中やオフィス外では回線が不安定になることがあるので、利用するタイミングには気を付けましょう。

②セキュリティリスクがある

スマートフォンはインターネット接続を通じて多くのアプリやサービスと連携しているため、ウイルスなどのサイバー攻撃に脆弱です。

企業の機密情報や顧客データを扱う場合、十分なセキュリティ対策を講じないと、情報漏洩や不正アクセスが発生する可能性があります。

スマートフォンを利用する際は、強力なパスワード、暗号化通信、セキュリティアプリの導入などが必要です。

【関連記事】
法人携帯で行うべきセキュリティ対策とは|対策不足によるリスクと導入時の運用ルールについて解説!

③プライベートの時間に仕事の電話がかかってくることがある

スマホを固定電話として利用すると、仕事とプライベートの通話が同じ端末で行われるため、勤務時間外や休暇中に顧客や取引先から電話がかかってくることがあります。

このような状況が続くと、仕事とプライベートの切り替えが難しくなり、ストレスや過労を引き起こす原因となりかねません。

これに対処するためには、仕事用の専用端末を利用する、または電話対応時間を明確に管理するルールが必要です。

【関連記事】
社用携帯で休日も電話対応をさせるのは違法?電話対応させる場合の正しい対処法を解説

④市外局番号が使えないことがある

従来の固定電話では、地域ごとの市外局番が利用できますが、クラウドPBXやIP電話サービスを利用したスマートフォンでは、特定の市外局番が利用できない場合があるため注意が必要です。

地域に密着した企業イメージを大切にしている場合や、特定の市外局番が必要な場合、スマートフォンを固定電話として利用することが難しくなります。

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固定電話番号をスマホで利用できるおすすめキャリア4選

固定電話番号をスマートフォンで利用するために、おすすめのキャリアを4つ紹介します。

①docomo

NTTドコモは、法人向けに充実したサポート体制を整えており、専用のビジネスフォンやクラウドPBXサービスが利用可能です。

ドコモのサービスは、安定した通信品質とサポートが魅力で、多くの企業にとって信頼できる選択肢となります。

【関連記事】
ドコモの法人携帯契約はおすすめ?料金プランやおすすめ機種について徹底解説!

②au

au(KDDI)は、通信の安定性に優れている為「ビジネスフォン」や「クラウドPBX」を利用することで、スマホで法人の固定番号を管理でき、外出先からでも着信や通話が可能です。

法人向けの料金プランも柔軟に対応しており、コストパフォーマンスにも優れています

【関連記事】
au法人携帯を契約するメリットは?料金プラン、割引、おすすめ機種まで紹介!

③ソフトバンク

ソフトバンクの「ビジネスフォン」や「クラウドPBX」は、固定電話とスマホの統合管理ができるため、業務の効率化に非常に役立ちます。

また、ソフトバンクは通信速度やサービスの安定性が高く、ビジネス用途に最適です。

【関連記事】
ソフトバンク法人携帯の契約はおすすめ?個人携帯との違いやお得な契約方法まで解説!

④楽天モバイル

楽天モバイルは、月額料金を抑えながら法人用スマートフォンを導入したい企業に適したキャリアです。
クラウドPBXやIP電話サービスと組み合わせることで、「03」「06」などの固定電話番号をスマートフォンで利用できます。

特に、データ通信容量を気にせず利用しやすい料金プランが特徴で、通話や業務アプリをスマホ中心で活用したい企業にも向いています。

【関連記事】
【2026年版】楽天モバイル法人プランの料金や特徴、注意点を完全解説

固定電話番号が使えるスマホをお探しなら「法人携帯ファースト」へご相談ください

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固定電話番号が使えるスマートフォンをお探しなら、ぜひ「法人携帯ファースト」へご相談ください。

「法人携帯ファースト」では、企業向けに固定電話番号をスマートフォンで利用するための最適なソリューションを提供しています。

企業のニーズに合わせた最適な提案を行いますので、ぜひ一度専門のスタッフにご相談ください。

事例①サービス業

新規開業したサービス業の企業では、店舗用の連絡先として法人携帯の導入を検討していました。


しかし、開業準備で忙しく、スマートフォンの設定や初期登録に手間をかけられないという点が課題でした。

そこで、法人スマートフォンの導入にあたり、初期設定サポートも行える法人携帯ファーストを活用しています。


端末の初期設定が事前に行われた状態で納品されたので、開業準備と並行してスムーズに電話環境を構築でき、業務負担の軽減につながりました。

実際に導入した担当者からは、「開業で忙しい中、初期設定済みですぐ使える状態だったのでとても助かりました。」という声をいただいています。

事例②内科クリニック

内科クリニックでは、これまで患者からの問い合わせや予約対応を、固定電話やスタッフ個人の携帯電話で行っていました。


しかし、電話対応が特定のスタッフへ集中しやすく、緊急時や担当者不在時の連絡体制に課題がありました。

また、個人番号で患者対応を行うことに対して、プライバシー面の不安もあったといいます。

そこで、法人スマートフォンを導入し、あわせてMDM設定による端末管理を実施しました。

業務に必要な機能のみを利用できる環境を整え、スタッフ全員で電話対応を共有しやすい体制で構築できました。

導入後は、患者からの問い合わせや予約確認を法人携帯へ集約できるようになり、スタッフ間のスムーズな情報共有につながっています。

また、外出中や別フロアにいるスタッフにも着信を取り次げるようになったことで、患者対応のスピードと質が向上しました。

個人携帯を利用する必要がなくなったことで、業務時間外の連絡負担やプライバシー面の不安解消にも効果がありました。

事例③会計事務所

会計事務所では、これまで顧客との連絡を担当者の個人携帯で行っていました。


しかし、個人端末での対応は、情報漏えいリスクがあるだけでなく、対応履歴を社内で共有できないという点が課題でした。

そこで、法人スマホを導入し、あわせてMDM(モバイルデバイス管理)による端末管理を実施しました。

会社側で、端末を一元管理できる体制を整えたことで、セキュリティ対策の強化につながっています。

導入後は、顧客との通話履歴や対応状況を管理しやすくなり、担当者変更時の引き継ぎもスムーズに改善しました。

「導入後は顧客とのトラブルが激減し、対応の質も安定しました。管理部門も業務履歴を把握できるようになり助かっています。」という声もいただいています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スマートフォンを法人の固定電話番号として利用することで、コストを抑えつつ、柔軟な対応が可能です。

しかし、通信品質やセキュリティリスク、プライベート時間との調整などのデメリットも存在します。

これらのメリット・デメリットを踏まえたうえで、自社のニーズに最適な方法を選択することが重要です。

固定電話番号をスマートフォンで運用したい場合は、専門のサービスを活用し、導入前に十分な検討を行うことをお勧めします。

「法人携帯ファースト」では、企業のニーズに合わせた最適な提案を行います。

固定電話番号が使えるスマートフォンをお探しの方は「法人携帯ファースト」にご相談ください。

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