大手4社の取り扱い【完全ガイド】auで法人携帯を機種変更！手続き手順・必要書類・窓口を徹底解説
2025.12.25
「auで法人契約をしているけど、携帯が古くなってきたから機種変更をしたい」「もっと良い性能のスマホを使いたい」と考えていませんか？
個人契約と同様に、法人契約であっても、auで機種変更することは可能です。
機種変更を行うことで、自社のニーズに適したスマホを利用できるようになり、業務効率化に繋がります。
この記事では、auで法人携帯の機種変更を行う際の手順や必要書類、安く抑えるコツを解説しているため、最後までチェックしてください。
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目次
au法人携帯の機種変更の前に確認すべき3つのポイント
au法人携帯の機種変更を検討する際には、手続きを始める前に以下のポイントを確認しておくことが不可欠です。
上記を把握しておくことで、予期せぬトラブルを防ぎ、無駄なコストをかけずに新しい端末へと移行できるため、事前にチェックしておきましょう。
①現在の契約内容を確認する
現在の契約内容を把握しておくことで、機種変更に伴う費用を最小限に抑えることができます。
特に確認すべき点は、以下の3点です。
- 契約中のプラン内容
- 契約期間と更新月
- 契約に紐づく割引サービスの条件
現在契約中のプランを確認しておくことで、機種変更時にプラン変更が必要かどうかを検討できます。
「大容量プランを契約しているが、あまりデータ通信は利用していない」「1度も使っていない不要なオプションを契約している」などの場合には、プラン変更も視野に入れましょう。
また、auの法人契約では、2年契約などの期間拘束がある場合があります。
更新月以外に機種変更を行うと、契約解除料が発生する可能性があるため注意が必要です。
加えて、現在適用されている割引サービス（例：長期利用割引など）の条件も確認し、機種変更によって割引が適用外にならないか、あるいは新しい割引が適用されるかを確認しましょう。
上記の情報を事前に把握することで、想定外の出費を防ぎ、最もお得なタイミングで機種変更を進めることができます。
②機種変更の最適なタイミングを見極める
機種変更に最適なタイミングを見極めることで、費用対効果を最大化できます。
特に、以下の3点は重視しましょう。
- 端末代金の分割払いが終了する時期
- 新モデルの発売時期
- auが実施するキャンペーン期間
現在ご利用中の端末を分割払いで購入している場合、その支払いが終了する時期は機種変更の最適なタイミングの一つです。
分割払いが終了していれば、残債を気にすることなく新しい端末への移行を検討でき、月々の支払い負担も新規端末代金のみとなります。
また、新型端末の登場に合わせて、旧モデルの値下げや機種変更向けキャンペーンが実施されることも多く、よりお得に機種変更できる可能性が高いです。
上記の要素を総合的に判断し、自社にとって最適な時期を逃さないようにしましょう。
③【注意】回線切り替えが必要なこともある
現在4G LTEの契約で5G対応機種へ機種変更する場合、単に端末を替えるだけでなく、通信方式に対応した手続きが必要になることがあります。
具体的には、5G対応端末を最大限に活用するためには、5G対応プランへの変更が必須です。
さらに、現在お使いのSIMカードが4G LTE専用のものである場合、新しい5G対応のSIMカード（5G SIM）への交換が必要となるケースもあります。
SIMカードの交換を怠ると、新しい端末を差し込んでも通信ができない、あるいは5Gエリアにいても4G通信しか利用できないといった問題が発生する可能性があるため注意しましょう。
また、他社回線からauに乗り換える、あるいはauから他社回線に乗り換えて機種変更を行う場合も回線切り替えが必要です。
業務に滞りが出ないよう、事前に回線切り替えの有無や、切り替えにかかる時間をチェックしておくと良いでしょう。
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法人携帯の機種変更の手続き方法！必要な物や契約手順まで解説
【窓口別】au法人携帯の機種変更の手続き手順
au法人携帯の機種変更手続きは、以下の窓口から行えます。
窓口によって手続きの流れや特徴が異なるため、自社に最適な窓口を吟味しましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
①au Style/auショップ（店舗）
au Styleや全国のauショップは、対面で専門スタッフに相談しながら機種変更を進めたい企業におすすめな窓口です。
auショップで機種変更を行うことで、以下のようなメリットが得られます。
- 料金プランや新機種の操作方法について直接説明を受けられる
- 新しい端末をその場で受け取れるため、すぐに業務で活用できる
- データ移行のサポートが受けられる（有料）
しかし、店舗での手続きは、混雑状況によっては待ち時間が発生したり、来店予約が必要になったりする場合があります。
特に複数台の機種変更を検討している場合は、事前に来店予約を行い、必要な時間を見積もっておくことが重要です。
店舗で機種変更をする場合の流れ
店舗で機種変更を行う際は、以下の流れに沿って進めます。
- 来店予約を行う
- 予約したショップへ来店する
- スタッフに機種変更についての希望を伝える
- 申し込み
- 手続き完了後、新しい端末を受け取りデータ移行を行う
必ずau公式サイトから「来店予約」を行う必要があるため注意が必要です。
来店予約をせずに店舗へ行くと、受付してもらえなかったり、待ち時間が非常に長くなったりする可能性があります。
②法人契約の場合はau Online Shopから手続き不可
法人契約の場合、au Online Shopでの機種変更は行えません。
au公式から機種変更を行う場合は、auショップへ足を運ぶ必要があります。
「忙しくて時間が取れない」「近くにauショップがない」という方は、次項で解説する「auの正規代理店」を活用するのがおすすめです。
おすすめな理由を詳しく解説していきます。
③auの正規代理店
auの正規代理店は、複数台の導入や、法人携帯の運用に関する包括的なサポートを求める企業におすすめです。
代理店には法人専門の担当者がおり、企業ごとの利用状況や課題に合わせた最適な機種や料金プランの提案が受けられます。
例えば、MDM（モバイルデバイス管理）の導入支援や、キッティング（初期設定）サービスなど、携帯電話に関わる幅広いソリューションをワンストップで相談できる点が大きな特徴です。
また、代理店によってはau公式のキャンペーンに加えて、独自の割引や特典を提供している場合があるため、コスト削減にもつながります。
携帯電話の運用業務を効率化したい企業や、コスト面を重視する企業、手厚いコンサルティングを求める企業は正規代理店が最適といえるでしょう。
代理店で機種変更をする場合の流れ
auの正規代理店で機種変更を行う流れは、以下の通りです。
- 見積もり依頼
- 担当者と打ち合わせ（対面・オンラインどちらでも可）
- プラン提案を受ける
- 契約手続き
- 導入完了
対面・オンラインのいずれかを選択することができるため、日頃の業務が忙しい方でも、安心感を求める方でも安心して利用可能です。
また、代理店を活用する場合、導入後のサポートも包括的に受けられます。
代理店によってはキッティングやデータ移行も依頼できるため、機種変更に必要なリソースを最大限削減できるでしょう。
auで法人携帯を機種変更する際の必要書類
auの法人契約で機種変更を行う際の必要書類は、以下の通りです。
| 在籍証明書 | ・社員証 ・契約法人名が記載された資格確認書（本人（被保険者）のものに限る） ・在籍証明書 ※いずれか1つ |
|---|---|
| 法人印 | ・法人の印鑑（シャチハタ、ゴム印は不可） ・法人ご来店者のサイン（フルネーム）でも受付可能 |
| au携帯電話本体、au ICカード | 今までお使いのau携帯本体 ※持っていけない場合は、お手続きされる方個人の来店者証明書類（運転免許証など） |
| 機器代金 | 分割払いの場合は不要 |
auショップで手続きを行う場合、契約法人の代表者もしくは社員の方が手続きを行う必要があります。
正規代理店の場合は、各サービスごとに詳細が異なるため、公式サイトをチェックしてください。
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機種変更後のデータ移行方法
これまで使っていた端末から新しい端末へデータを移行する作業は、業務をスムーズに再開するために非常に重要です。
データ移行には、以下2つの方法があります。
それぞれの具体的な手順や、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
①自分でデータを移行する
機種変更後のデータ移行を自分で行う場合、費用を抑えられる点がメリットです。
OSの種類によって、データ移行の方法が異なるため、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。
| OSの種類 | 方法 | 手順 |
|---|---|---|
| iPhoneからiPhone | クイックスタート | 新しいiPhoneを古いiPhoneの近くに置くだけで、自動的にデータ移行が開始される |
| AndroidからAndroid | Googleアカウントを活用 | 1．古いAndroid端末でGoogleアカウントにログインし、連絡先や写真、アプリデータなどのバックアップをGoogleドライブに保存 2．新しいAndroid端末で同じGoogleアカウントにログインし、バックアップから復元 |
| iPhoneからAndroid | iOSに移行 | 1．Android端末に「iOSに移行」アプリをインストール 2．iPhoneの「クイックスタート」画面で「もう一方のデバイスなし」「Androidから」を選択 3．iPhoneで表示された10桁または6桁のコードをAndroidに入力 |
上記のように、データ移行は非常に手軽に行うことができます。
ただし、1台1台のデータ移行は簡単であっても、端末台数が多いと非常に時間がかかってしまいます。
なるべく手間を減らしたい場合には、正規代理店のデータ移行サービスを利用するのがおすすめです。
なお、AndroidからiPhoneへデータを移行する場合は、基本的にauの公式サービスを利用する必要があります。
次項より詳しく解説していきます。
②auの公式サービスを利用する
AndroidからiPhoneにデータを移行する場合や、データ移行作業に不安がある場合には、auが提供する公式サービスの利用がおすすめです。
au Style/auショップでは、有料の「データ移行サポート」を提供しています。
移行可能なデータの種類（連絡先、写真、動画など）や料金は店舗によって異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
対面でのサポートが受けられるため、複雑なデータ移行や、業務上重要なデータの確実な移行を求める場合に特に有効な選択肢と言えるでしょう。
また、費用を抑えたい場合には「データお引っ越しアプリ」もおすすめです。
データお引っ越しアプリは無料で利用でき、連絡先、写真、動画などのデータをauのサーバーにバックアップし、新しい端末に復元することができます。
機種変更にかかる費用と安く抑えるコツ2選
機種変更には、主に以下の費用がかかります。
- 端末代金
- 契約事務手数料
- データ移行料（サポートを受ける場合）
上記の費用を抑えるためには、以下2つのポイントが重要です。
それぞれ詳しく解説していきます。
①機種変更向けのキャンペーンを活用する
auでは、機種変更向けのキャンペーンを定期的に開催しています。
例えば「下取りプログラム」は、現在ご利用中の古い端末を下取りに出すことで、新しい端末の購入代金が割引になる制度です。
そのため、初期費用を大幅に削減できる可能性があります。
また「スマホトクするプログラム」も、月々の負担を軽減する上で役立ちます。
「スマホトクするプログラム」は24回払いで機種を購入し、13～25ヶ月目までに機種を返却すると24ヶ月目の支払いが不要になるサービスです。
機種代金を実質半額にまで抑えることができるため、お得に利用できます。
最新のキャンペーン情報はauの公式サイトで常に更新されているので、機種変更を計画する際には必ず確認するようにしてください。
②正規代理店を活用する
正規代理店は、au公式のキャンペーンに加えて、独自で割引や特典を提供しているケースが多いです。
例えば、大量導入を検討している企業に対しては、割引を適用してくれることも珍しくありません。
さらに、特定の料金プランとの組み合わせで割引が適用されたり、初期設定やデータ移行などのキッティングサービスを無償で行ってもらえたりすることもあります。
企業ごとのニーズに合わせて、柔軟な対応が受けられる点がメリットと言えるでしょう。
なお、機種のスペックにこだわりがない場合は、旧端末を導入することで端末料金を抑えられる可能性があります。
コストを重視する方は、一度正規代理店に問い合わせてみるのが良いでしょう。
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au法人携帯の機種変更に関するよくある質問
法人携帯の機種変更を検討されている担当者の方々が抱きやすい疑問や懸念を解消するため、よくある質問とその回答をまとめました。
それぞれ詳しく解説していきます。
Q. eSIMでの機種変更は可能ですか？
eSIMに対応した法人携帯であれば、機種変更時にeSIMを選択することが可能です。
eSIMでの機種変更のメリットは、主に以下の点が挙げられます。
- SIMカードの配送を待つ必要がない
- オンラインで手続きが完結する
- 無駄な手間や時間を最大限カットできる
ただし、eSIMに対応していない機種や、契約内容によっては物理SIMが必要となる場合もあるため、事前にauの法人お客さまセンターなどで確認することをおすすめします。
【関連記事】
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Q. 機種変更後、古い端末はどのように処分すれば良いですか？
主な処分方法には、以下の選択肢があります。
- auの下取りプログラムを利用する
- auショップや代理店での無料回収
- 中古買取業者に売却する
どの方法を選択する場合でも、最も重要なのは、端末内のデータを完全に消去（初期化）することです。
個人情報や企業機密情報が流出しないよう、データ消去ソフトウェアの利用や、物理的な破壊なども含め、可能な限りの対策を講じるようにしてください。
法人携帯の詳しい廃棄方法については、以下記事でも解説しています。
【関連記事】
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Q.auを法人契約するメリット・デメリットは何ですか？
auを法人契約するメリット・デメリットは、以下の通りです。
【メリット】
- 高品質で安定した通信
- 法人向けサービスが充実している
- 手厚いサポート体制
- 多様な料金プランと端末ラインナップ
【デメリット】
- MVNO（格安SIM）と比較した場合の料金の高さ
- 最適なプランを見つけるまで比較検討が必要
上記のメリット・デメリットを自社の利用状況や予算、求めるサービスレベルと照らし合わせることで、auでの機種変更が引き続き最適な選択であるかを再確認できるでしょう。
【関連記事】
au法人携帯を契約するメリットは？料金プラン、割引、おすすめ機種まで紹介！
まとめ
au法人携帯の機種変更は、事前の準備と情報収集によって、スムーズかつコスト効率良く進めることが可能です。
本記事で解説したように、現在の契約内容の確認と機種変更に最適なタイミングを見極めることが、無駄な出費を抑える第一歩となります。
また、機種変更の申し込み窓口は、au Style/auショップ（店舗）、正規代理店の2つがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
自社の状況や希望するサポートレベルに合わせて最適な窓口を選ぶことで、手続きの負担を軽減できるでしょう。
特に、複数台の機種変更や包括的なサポートを求める場合や、コストパフォーマンスを重視する場合には、法人専門の正規代理店を活用するのがおすすめです。
代理店独自の割引や特典を利用することで、より有利な条件で機種変更を実現できます。
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