ドコモの法人契約のデメリットは?メリットや契約で失敗しないためのポイントも解説!

2025.07.30

ドコモでの法人契約を検討しているものの、「デメリットはないか」「契約後に後悔しないか」と不安に感じていませんか。

ドコモの法人契約は、通信品質の高さや豊富なプランが魅力ですが、個人契約とは異なる注意点も存在します。

特に、必要書類の多さや一部の人気プランが利用できない点は、事前に把握しておくべき重要なポイントです。

そこで今回は、ドコモの法人契約をする場合のデメリットを詳しく紹介します。

法人携帯の契約を失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。

ドコモ法人契約の4つのデメリット

ドコモの法人契約は、豊富なプランや充実した法人向けサービスが魅力ですが、契約前に知っておくべきデメリットあります。

ここでは、ドコモの法人契約における4つのデメリットを具体的に解説します。

  1. 必要書類が多い
  2. ahamoプランが利用できない
  3. dポイントクラブの非対応
  4. 個人事業主の契約ができない

これらの点を事前に把握し、自社にとって最適な選択かを見極めましょう。

①必要書類が多い

法人契約は個人契約に比べて、手続きに必要な書類が多く、準備に手間がかかる点がデメリットです。

具体的には、以下の書類が必要となります。

  • 登記簿謄本や印鑑証明書などの法人確認書類
  • 来店者の本人確認書類(運転免許証など)
  • 法人印
  • 支払い手続きに必要なもの(キャッシュカード、クレジットカード、口座情報+届出印など)

事前にドコモショップや代理店に確認し、漏れなく準備しておきましょう。

②ahamoプランが利用できない

ahamoは、データ容量30GBと5分以内の国内通話が無料で利用できるコストパフォーマンスの高さが魅力ですが、法人契約ではこの恩恵を受けられない点は大きなデメリットと言えるでしょう。

特に、従業員一人ひとりの通信コストを厳しく管理し、少しでも経費を削減したい中小企業やスタートアップ企業にとっては、この安価な選択肢が初めから絶たれていることは大きな痛手です。

そのため、コストを最優先事項とする場合は、ドコモの他の法人向けプランで代替するか、ahamoが契約可能な他社サービスも視野に入れた比較検討が必要になります。

③dポイントクラブの非対応

個人契約で利用できる「dポイントクラブ」は、法人契約では対象外となります。

そのため、利用料金に応じたdポイントの還元や、貯まったポイントを支払いに充当するといったサービスは利用できません。

代わりに「ドコモビジネスメンバーズ」という法人向けプログラムがあり、例えば、dポイントは提携店舗での支払いやマイルへの交換など、幅広い用途で活用できます。

しかし、dポイントクラブとは異なり、提携店舗での支払いやマイル交換などはできないので注意しましょう。

ドコモビジネスポイントは用途が限定的なため、ポイント還元を福利厚生の一環として考えている企業にとっては魅力が薄れる可能性があります。

➃個人事業主の契約ができない

ドコモでは、個人事業主は法人契約の対象外になると言われています。

ただしくはドコモでは、個人事業主の方も「ビジネスdアカウント」を発行することで、法人契約と同様のサービスを利用できます。

ただし、契約名義は屋号ではなく個人名義となり、支払いも個人名義のクレジットカードや口座に限定される場合があります。

そのため、屋号での契約や法人名義の口座からの支払いを希望する場合は、法人登記が必要です。

ドコモの法人契約で失敗しないために注意すること3つ

ドコモの法人契約で失敗しないためには、契約前にいくつか注意すべき点があります。

コストを最適化し、自社に合ったプランを選ぶために、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。

①従業員・部署ごとの使用用途を確認する

まずは、法人携帯をどの従業員・部署で、どのように利用するのかを具体的に把握することが重要です。

  • 営業部:外出先での通話や顧客対応がメイン
  • 内勤:社内連絡やメール確認が中心
  • 現場作業:写真や動画の送受信が多い

このように、部署や役職によって必要な機能やデータ量は異なります。

用途を明確にすることで、無駄のないプラン選択が可能になるでしょう。

②データ利用量を見直す

従業員の使用用途が明確になったら、次に部署ごとのおおよそのデータ利用量を見積もりましょう。

例えば、Web会議や動画視聴が多い場合は大容量プラン、メールやチャットが中心なら小容量プランがおすすめです。

ドコモには、使用量に応じて料金が変わる「eximo」や、低容量向けの「irumo」など、多様なプランが用意されています。

実際の利用状況に近いプランを選ぶことが、コスト削減の鍵となるでしょう。

③各プランを比較する

最後に、ドコモが提供する各料金プランを比較検討します。

以下の表を参考に、自社のニーズに最適なプランを見つけてください。

プラン名特徴こんな企業におすすめ
eximo小容量から無制限まで対応する段階制プランによってデータ使用量が変動する企業
irumo0.5GBから9GBまでの低容量・低価格プラン通話やメールが中心でデータ通信が少ない企業
ケータイプランガラケー向けの通話メインプラン通話利用がほとんどの企業

これらのプランに加えて「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの割引サービスを組み合わせることで、さらに通信コストを抑えることができます。

ドコモ法人契約のおすすめ機種5選

ドコモの法人契約では、ビジネスシーンでの利用に特化したさまざまな機種が用意されています。


しかし選択肢が多いため、どの機種を選ぶべきか迷ってしまう方も少なくないでしょう。

そこで、ビジネス利用に最適な、おすすめの機種を5つご紹介します。

機種名特徴
DuraForce EX KY-51D高い耐久性と信頼性を両立。落下や衝撃に強く、バッテリー交換も可能。
arrows We2 F-52E大容量バッテリーで長時間の利用が可能。防水・防塵・耐衝撃性能も高い。
DIGNOケータイカメラ非搭載でセキュリティが求められる現場に最適。二つ折りタイプ。
AQUOS wish4 SH-52E丈夫で割れにくい設計。大容量バッテリーとインテリジェントチャージで長く使える。
Galaxy A25 5G SC-53F約6.7インチの大画面で見やすい。初めてスマホを使う方にも安心な「かんたんモード」搭載。

例えば、建設現場など過酷な環境での利用が想定される場合は、高い耐久性を誇る「DuraForce EX KY-51D」がおすすめです。

また、情報漏洩のリスクを徹底的に排除したい場合は、カメラ非搭載の「DIGNOケータイ」が有力な選択肢となるでしょう。

このように、自社の業務内容や利用シーンに合わせて最適な一台を選ぶことが、業務効率化の鍵となります。

【関連記事】
ドコモの法人携帯契約はおすすめ?料金プランやおすすめ機種について徹底解説!

ドコモの法人契約は公式ショップと代理店どちらがおすすめ?

ドコモの法人契約は、公式のドコモショップ販売代理店の2つの窓口で手続きが可能です。

どちらで契約するかによって、受けられるサービスや料金、手続きの手間が異なります。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社の状況に合った窓口を選ぶことが、法人携帯を賢く導入する鍵となるでしょう。

以下に、ドコモショップと代理店の違いをまとめました。

ドコモショップ(公式)販売代理店
特徴全国の店舗で直接相談可能法人専門のプランやサポート
メリット・料金体系が明確で安心感がある
・端末をその場で受け取れる
・独自の割引やキャンペーンがある・訪問やオンラインでの契約が可能
・複数キャリアを比較提案してくれる
デメリット・プランがカタログ通りで限定的
・来店や待ち時間が必要
・料金プランが非公開の場合がある
・複数社での相見積もりが必要

結論として、法人携帯の契約は代理店がおすすめです。

代理店は法人契約に特化しているため、コスト削減につながる独自の料金プランやキャンペーンを提案してくれます。

また、訪問やオンラインでの手続きに対応しており、忙しい担当者の手間を大幅に削減できる点も大きな魅力です。

法人携帯の導入でコスト削減や業務効率化を目指すなら、まずは複数の代理店に見積もりを依頼し、最適なプランを探してみてはいかがでしょうか。

代理店選びに迷っている方は「法人携帯ファースト」がおすすめ

法人携帯ファースト

代理店選びが難航している企業の方は、法人携帯ファーストがおすすめです。

法人携帯ファーストでは、ドコモのほかに3つのキャリアの見積もりができます。

ドコモに限らず広く検討したい企業にもおすすめと言えるでしょう。

なお、現在は、契約にあたってお得なキャンペーンも実施中です!

コスト削減のチャンスなので、ぜひ一度、以下から詳細をチェックしてみてくださいね。

ドコモの法人契約の流れ

ドコモの法人契約は、公式ショップだけでなく法人携帯専門の代理店でも手続きが可能です。

代理店を利用する場合、よりスムーズかつお得に契約できる可能性があります。

  1. 代理店を選定する
  2. 問い合わせ・見積もりを行う
  3. 打ち合わせ・契約
  4. 納品
  5. アフターサポート

ここでは、代理店で契約する際の一般的な流れを5つのステップで解説します。

①代理店を選定する

まずは、自社のニーズに合ったサービスを提供してくれる代理店を選びましょう。

取り扱い機種の豊富さや、サポート体制、料金プランなどを比較検討することが重要です。

②問い合わせ・見積もりを行う

代理店をいくつかピックアップしたら、電話やウェブサイトから問い合わせて見積もりを依頼します。

この際、利用人数や想定されるデータ使用量、希望する機種などを伝えると、より正確な見積もりが得られます。

相見積もりがとれたら、料金プランやサポート内容を比較して、どの代理店で契約するかを決めましょう。

③打ち合わせ・契約

見積もり内容に納得できたら、担当者と打ち合わせを行い、契約手続きを進めます。

必要書類の準備などもこの段階で行います。

➃納品

契約完了後、設定済みの端末が納品されます。

代理店によっては、キッティングサービス(初期設定代行)を提供している場合もあり、すぐに利用を開始できます。

⑤アフターサポート

納品後も、料金プランの見直しや故障時の対応など、継続的なサポートを受けられます。

トラブルが発生した際も、専任の担当者に相談できるため安心です。

法人携帯の導入を検討しているなら、まずは専門の代理店に相談してみることをおすすめします。

ドコモ法人契約に関するよくある質問3つ

ドコモの法人契約を検討する際に出てくる、よくある疑問について解説します。

メリットや契約に必要なもの、海外での利用についてなど、気になる点を解消していきましょう。

①ドコモの法人携帯の契約メリットは?

ドコモで法人契約をする主なメリットは以下の5つです。

  • 法人携帯限定の割引を利用できる
  • セキュリティが万全
  • ドコモの法人携帯限定のサービスが受けられる
  • 通信が安定する
  • 経理業務の簡略化が可能

詳しくは、以下の記事で解説しているので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

【関連記事】
ドコモの法人携帯契約はおすすめ?料金プランやおすすめ機種について徹底解説!

②ドコモ法人携帯を契約する際に準備するものは?

契約時には、以下の書類などが必要です。

事前に準備しておくと手続きがスムーズに進みます。

必要なもの詳細
法人確認書類登記簿謄本、現在事項証明書、印鑑証明書など(発行から3ヶ月以内のもの)
来店者の本人確認書類運転免許証、マイナンバーカードなど(顔写真付きのもの)
法人との関係がわかるもの社員証、名刺など
法人印会社の印鑑
支払いに必要なもの法人名義のクレジットカードまたはキャッシュカード

③海外出張時にもドコモの法人携帯は使える?

ドコモの法人携帯は、海外出張時にも利用可能です。 

ドコモでは、海外でそのまま使える「世界そのままギガ」や、比較的安価な「世界ギガし放題」といった海外パケット定額サービスを提供しています。

 出張先の国や滞在期間に合わせてプランを選ぶことで、海外でも安心してデータ通信や通話ができます。

まとめ

ドコモの法人契約は、豊富なプランや法人向けサービスで業務効率化やセキュリティ強化が期待できる一方、以下のようなデメリットも存在します。

  • 必要書類が多く手続きが煩雑
  • 格安プラン「ahamo」が利用できない
  • 「dポイントクラブ」が対象外
  • 個人事業主は法人名義で契約できない

これらのデメリットを理解したうえで、従業員の利用状況を正確に把握し、自社に最適なプランを選ぶことが重要です。

代理店に相談すれば、複数キャリアの比較や独自の割引を受けられる可能性もあります。

ドコモの法人契約を成功させる鍵は、デメリットを理解し、自社に最適なプランを代理店も活用しながら見極めることです。

本記事で解説したポイントを参考に、まずは専門の代理店へ相談し、コスト削減と業務効率化を実現する第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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