eSIMは法人携帯でも利用できる?おすすめ通信会社・格安SIMとeSIMのメリット・デメリットを解説!

2025.04.28

最近では「eSIM」という言葉を耳にされる方も多いのではないでしょうか?

eSIMは、物理的なカードを使わずに、スマホの中に直接埋め込まれているSIMです。

SIMカードを差し替える手間がなくなり、より便利にスマートフォンを使えるようになります。

しかし、eSIMについて『メリットってあるの?』『設定が難しそう』と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、eSIMがどういうものなのか、そしてどんなメリット・デメリットがあるのかをわかりやすくご紹介しますので興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

目次

eSIMとは?

eSIMとは、スマートフォン内部にSIMカードが埋め込まれていて一体化になっているSIMカードの事です。

通常のSIMカードと違って、物理的なSIMカードがなく、携帯番号や契約者情報をを記録したSIMカードが既に端末本体に埋め込まれているので、SIMカードを挿入しなくてもデータ通信や音声通信ができます。

eSIMの6つのメリット

  1. SIMカードが破損する心配がない
  2. 再発行が簡単にできる
  3. 1台のスマホで複数回線が使い分けられる
  4. 海外渡航時でもスムーズに利用できる
  5. 契約後すぐに利用開始できる
  6. セキュリティ対策にもつながる

上記6つのメリットがあります。

eSIMにする事により便利にスマートフォンを利用する事が出来るようになります。

詳しく見ていきましょう。

①SIMカードが破損する心配がない

eSIMはスマホ一体型のため紛失や破損のリスクがないのがメリットです。物理的なSIMカードは小さいサイズに加えてスマホから簡単に取り出せる為、紛失してしまう心配もありました。

特に海外出張等で現地のSIMカードと交換するなど、作業が多くなる時はリスクが高まります。

eSIMであれば、SIMカードを取り出すことが出来ないので、紛失や盗難のリスクが最小限に抑える事ができます。

②再発行が簡単にできる

今までの物理SIMカードは店頭や郵送での再発行が必要でしたが、eSIMは遠隔で情報の書き換えができるため、SIMカードの入れ替えは不要です。

再発行手続きは、携帯キャリアのオンラインサイトやアプリを通じてインターネット上で行えるため、店舗に足を運ばなくても簡単に機種変更が完了します。

③1台のスマホで複数回線が使い分けられる

eSIMにすると、1台のスマホで複数のeSIMを切り替えて利用することが可能です。

同時に通話・通信ができる回線は1回線のみのため、スマートフォンの設定画面から別の回線に切り替えて利用することになりますが、異なるキャリア回線を利用すれば、どちらかでネットワーク障害が起こってしまっても、もう1つの回線が使えて安心な環境になります。

eSIMを利用すれば、もしもの時のサブ回線をスマホに搭載することが出来ます。

④海外渡航時でもスムーズに利用できる

eSIMを使えば、設定画面から簡単に現地のキャリアに切り替えることができます。

これにより旅行先や滞在期間に合わせたデータプランを、現地のキャリアで購入でき、海外での通信の手間が大幅に減少します。

データ通信専用のプランを利用することで、音声通話が不要な場合でも、必要な通信だけを安く利用することが可能です。

⑤契約後すぐに利用開始できる

物理SIMカードは申し込みから利用開始までに数日かかる一方、eSIMはオンラインで申し込みから設定まで完結するため、契約後すぐに利用を開始できます。

業務上急ぎで回線が必要な場合や出張先で急遽通信環境が必要になった場合でも、スマートフォンさえあれば即座に通信サービスを利用できる点がメリットです。

新入社員の入社時や緊急の通信環境確保など、時間的制約がある場面で重宝するでしょう。

⑥セキュリティ対策にもつながる

eSIMは物理的なSIMカードがないため、紛失や盗難によるSIMカードの不正利用リスクを大幅に軽減できます。

従来の物理SIMは、抜き取られると別の端末で利用される恐れがありますが、eSIMは端末に組み込まれているため不正利用が困難です。

また「②再発行が簡単にできる」でも解説したとおり、eSIMは契約情報の書き換えや削除が遠隔で行えます。

そのため、端末紛失時にも迅速にセキュリティ対策を講じることが可能です。

法人利用においては社外秘情報や顧客データを扱う場合も多く、セキュリティ面の強化は大きなメリットといえるでしょう。

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eSIMの4つのデメリット・注意事項

eSIMにはメリットが多くありますが、デメリットも存在しますので注意が必要です。

上記4つのデメリットについて、以下から詳しく解説していきます。

①非対応の通信会社や機種が多い

通信業界の大手として知られる「docomo」「au」「ソフトバンク」「楽天」の4社主要通信会社はeSIMを提供していますが、すべての通信会社が対応しているわけではありません。

eSIMを利用したい場合は、契約を希望している通信キャリアがeSIMに対応しているか確認することが必要です。

また利用予定のスマホがeSIMに対応しているか確認するのも重要です。

キャリアでスマホを購入する場合はキャリアのホームページ、SIMフリー端末はメーカのホームページにeSIM対応可否の記載があるので確認をしましょう。

②eSIMはオンライン手続きが基本

eSIMはコスト削減の目的から、原則オンラインでの申し込みとなっていて、対面や店頭でのサポートを行っている所が少ないです。

ある程度スマホのプランや契約方法、初期設定に詳しい方はeSIMで問題ないといえるでしょう。

反対にスマホについてあまり詳しくないという方は、eSIMのサポートを行っている店舗を探すか物理SIMがおすすめです。

③機種変更時はSIMの再発行が必要

物理SIMはSIMカードとスマホが別々になっているので、SIMカードを差し替えるだけで簡単に機種変更できます。

eSIMでは、機種変更をする際に「SIM再発行」の手続きが必要となります。

ご自身で契約中のキャリアのオンライン上でSIM再発行の手続きを行い、新しいスマートフォンを操作し開通手続きを行うという流れになるので、少々複雑な手続きとなってしまいます。

④管理に手間がかかる

法人契約で複数のeSIMを利用する場合は、QRコードやアクティベーションコードの管理が煩雑になりがちです。

特に多数の端末を運用する企業の場合、どの端末にどのeSIMが紐づいているかの把握が難しくなります。

効率的にeSIMを管理するには、専用の管理台帳やスプレッドシートを作成して端末情報とeSIM情報を一元管理するのがおすすめです。

モバイルデバイス管理ツールを導入することで、eSIMの管理だけでなくセキュリティ設定や利用状況の把握も容易になります。

法人向けのeSIM管理サービスを提供している通信会社もあるので、大規模な導入を検討している場合はサポートの有無も選定基準にすると良いでしょう。

eSIMが利用できる法人携帯のおすすめ通信会社4選

法人携帯でeSIMを導入する際、どの通信会社を選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

docomo、au、SoftBank、楽天モバイルの4大キャリアはいずれもeSIMに対応していますが、サービス内容や対応端末、法人向けサポートには違いがあります。

ここでは、法人携帯でeSIMを利用する際におすすめな4大キャリアの、特徴や強みをそれぞれ詳しく解説します。

  1. docomo
  2. SoftBank
  3. au
  4. 楽天モバイル

docomo

ドコモのeSIMを契約すると、テザリングやデータシェアをしてもデータの上限がありません。

大容量プランを契約すれば、テザリングやデータシェアを容量を気にせず使えるのでお得に利用することが出来ます。

対応端末

docomo法人携帯で利用できる代表的な端末をご紹介します。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • iPhone SE (第3世代)

【Android】

  • Google Pixel 9シリーズ
  • Galaxy A55
  • AQUOS sense9
  • AQUOS wish4

au

auのeSIMを契約すると、「データシェア」を利用する事が出来ます。

スマートフォンやタブレットなど複数の4G LTE対応端末を契約している場合、それぞれの月間データ容量をシェアできるオプションです。

例えばスマートフォンとタブレットを2台持ちしていて、毎月スマートフォンはデータが余っているのにタブレットは毎月不足している時に、データを分け合えるので余すことなく利用することが出来るでしょう。

対応端末

au法人携帯で利用できる代表的な端末をご紹介します。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • iPhone SE (第3世代)

【Android】

  • TORQUE G06 KYG03
  • GalaxyA23
  • AQUOSWish4
  • DIGNOSX3

SoftBank

ソフトバンクは、利用者のライフスタイルや使用状況に応じた多種多様な料金プランを提供しています。

例えば、データ容量無制限プランやガラケーの通話のみのプラン等です。

利用者の使用方法によって様々な選択が出来るところが、特徴といえるでしょう。

対応端末

SoftBank法人携帯で利用できる代表的な端末をご紹介します。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • iPhone SE (第3世代)

【Android】

  • Google Pixel 9シリーズ
  • Galaxy A25
  • arrows we2
  • AQUOS wish4

楽天モバイル

楽天モバイルの大きな特徴は、「RakutenLinkOffice」アプリを利用することで、国内通話が24時間、何回でも無料でかけ放題になることです。

データ無制限のプランも利用できるため、社員のモバイルデータ使用に関して心配する必要がありません。

外出先でのデータ通信や、業務のためのアプリケーション利用、動画会議などが無制限に行えます。

対応端末

楽天モバイル法人携帯で利用できる代表的な端末をご紹介します。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • iPhoneSE(第3世代)

【Android】

  • Xperia 5 V
  • Galaxy S23
  • OPPO A79 5G
  • AQUOS wish4

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eSIMが利用できる法人携帯の格安SIM4社

4大キャリアだけでなく、格安SIMでも法人向けeSIMサービスが充実してきています。

格安SIMは大手と比較して月額料金が安いため、法人利用におけるコスト削減が可能です。

ここでは法人携帯でeSIMを利用できる代表的な格安SIM4社をご紹介します。

  1. ワイモバイル
  2. IIJモバイル
  3. 日本通信
  4. mineo

ワイモバイル

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして法人向けにもeSIMサービスを提供しています。

ソフトバンク回線を利用しているため、安定した通信品質が魅力です。

法人契約では複数回線の一括管理が可能で、利用状況の把握や設定変更が一元化できるため管理工数を削減できます。

また、大手キャリアより月額料金が安くビジネス向けの割引プランも充実しているため、費用削減効果も高いです。

特に、中小企業向けにシンプルな料金体系と充実したサポート体制を整えています。

なお、eSIM対応端末は大手キャリアと比べるとやや少ないものの、主要なiPhoneやAndroid機種には対応しています。

対応端末

ワイモバイルで利用できるeSIM対応端末は、以下の通りです。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ

【Android】

  • Google Pixel 7
  • OPPO A3 5G
  • BASIO active2
  • Xperia 10 VI

IIJモバイル

IIJモバイルは、法人向けeSIMサービスに特化したMVNOとして高い評価を得ています。

利用する場所や用途に合わせて、ドコモ回線とau回線のどちらかを選択可能です。

データ通信量に応じたプラン設計ができるため、コスト最適化を図りたい企業に適しています。

また、法人向けに特化した管理ポータルを提供しており、複数回線の一元管理が可能です。

端末紛失時のリモートロック機能や通信の暗号化、不正アクセス検知システムも実装しているため、管理・セキュリティのどちらにおいても優れていると言えるでしょう。

なお、ビジネス向けの固定IPアドレスサービスやクラウドストレージ連携、ウイルス対策ソフト、VPN接続サービスなどのオプションも利用できるので、サービスの充実度を重視する企業におすすめです。

対応端末

IIJモバイルで利用できるeSIM対応端末は、以下の通りです。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ

【Android】

  • Xiaomi 15
  • Google Pixel 9 Pro

日本通信

日本通信は、国内初のMVNOとして法人向けにもeSIMサービスを提供しています。

ドコモ回線を利用した安定した通信環境と、法人特化型の柔軟なプラン設計が特徴です。

特に「合理的かけほプラン」ではデータ通信量を自分で1GB〜20GBから選択でき、使った分に合わせて月額料金が変動します。

業務内容に合わせて必要な分だけ支払える、合理的な料金体系です。

また、国内通話が月額料金に含まれているため、外出先での通話が多くなりがちな営業職におすすめと言えます。

対応端末

日本通信で利用できるeSIM対応端末は、以下の通りです。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ

【Android】

  • Galaxy S25
  • AQUOS R9
  • Sony Xperia

mineo

mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べる柔軟性が魅力です。

複数回線の一括管理が可能で、管理者向けの専用ポータルサイトも用意されています。

データ容量の分け合いができる「パケットシェア」が特徴で、部署や用途によって通信量が異なる場合でも、無駄なく法人携帯を利用できます。

なお、eSIM対応端末は主要なiPhoneやAndroidモデルをカバーしているため、機種選びに悩んでいる方にもおすすめです。

対応端末

mineoで利用できるeSIM対応端末は、以下の通りです。

【iPhoneシリーズ】

  • iPhone 16シリーズ
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ

【Android】

  • arrows N
  • Google Pixel 9
  • HUAWEI P40 Pro
  • Galaxy S23

法人携帯におけるeSIMの申し込みから設定までの手順

ここからは、法人携帯でeSIMを利用する際の申込手順を解説します。

  1. eSIMに対応しているキャリアへ申し込む
  2. QRコードを受け取る
  3. 設定に必要な物を準備しておく
  4. eSIMの設定を行う

①eSIMに対応しているキャリアへ申し込む

まずは「eSIMが利用できる法人携帯のおすすめ通信会社4選」や「eSIMが利用できる法人携帯の格安SIM4社」で紹介したキャリアから、ニーズに合ったプランを提供している会社を選びましょう。

申し込みには、法人名義の確認書類(開業届や確定申告書など)が必要です。

個人事業主の場合は、屋号入りの確定申告書や開業届の控えを用意しておくと手続きがスムーズに進められます。

なお、オンラインでの申し込みが可能なキャリアがほとんどですが、初めての方は電話やショップでの相談も検討してください。

スタッフに直接最適なプランや機種を質問することができるほか、契約の手順も丁寧に解説してもらえるため、スムーズに契約を進められますよ。

契約完了後は、経費計上の際に事業用と明確に区別できるよう請求書や契約書を大切に保管しておきましょう

②QRコードを受け取る

申し込み手続きが完了するとeSIM契約者情報をダウンロードするためのQRコードが発行されます。

QRコードの受け取り方法は各キャリアによって異なりますが、主な方法は以下の3つです。

  • メールでの受け取り(最も一般的)
  • マイページからの確認
  • 書面での郵送

また、QRコードは一度しか使用できないケースが多いため、第三者に見られないよう注意しましょう。

③設定に必要な物を準備しておく

eSIMの設定を始める際には、以下4つの物を用意しておきましょう。

  • eSIM対応のスマートフォン
  • 安定したWi-Fi環境
  • キャリアから提供されたQRコード
  • 契約時に設定した暗証番号やパスワード

eSIM対応のスマートフォンは、手続き開始前にバッテリー残量が30%以上あることを確認してください。

設定中に電源が切れると、再度最初からやり直しになる場合があります。

また、設定中に通信が途切れると契約者情報のダウンロードに失敗する可能性があるため、安定性の高いWiFiを用意することも重要です。

④eSIMの設定を行う

必要なものが揃ったらeSIMの設定を行います。

法人契約でも個人事業主でも、端末への登録方法は変わりません。

iPhoneの場合
ホーム画面から「設定」アプリを開いて「モバイル通信」をタップした後「プランを追加」を選択します。

Androidの場合
「設定」アプリから「接続」または「ネットワーク設定」を選び「SIMカード」または「モバイルデータ」から「+」マークをタップします。
その後表示される画面でQRコードをスキャンし、画面の指示に従って設定を完了させてください。

なお、設定中にキャリアから提供された暗証番号やパスワードの入力を求められる場合があるため、事前にチェックしておきましょう。

⑤接続確認

eSIMの設定が完了したら、実際に通信ができるか確認しましょう。

まず、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信がオンになっていることを確認します。

画面上部に電波のアイコンが表示されていれば、基本的な接続設定は完了です。

インターネットブラウザを開いて任意のウェブサイトにアクセスして、正常に表示されればデータ通信は問題なく機能しています。

万が一接続に問題がある場合は、APN設定が正しいか確認したり契約したキャリアのサポートに問い合わせをしたりする必要があります。

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法人携帯でeSIM契約する場合の7つのよくある質問

eSIMを初めて導入される方から多くの質問を受ける内容をまとめてみました。

詳しく解説をしていきますので参考にしてみてください。

①eSIMで電話やSMSの利用は可能?

eSIM対応端末では、通常のSIMカードと同様に音声通話が可能です。

物理SIMを使用している場合とまったく同じように利用する事が出来ますのでご安心ください。

また、SMSの送受信も可能です。これにより、電話番号を使ったメッセージのやり取りが可能です。

②eSIMの設定方法とは?

キャリアによって設定方法は多少異なりますが、eSIM設定の一例を紹介します。

まずは、iPhoneでもAndroidでもeSIMを使いたいキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)でeSIMを申し込みましょう。

申し込むとQRコードが提供されるため、以下の手順に沿ってeSIMの設定を進めてください。

【iPhoneの場合】

  1. iPhoneの「設定」を開く
  2. 「モバイル通信」をタップする
  3. 「モバイル通信プランを追加」を選ぶ
  4. キャリアから提示されたQRコードをカメラで読み込む
  5. 画面に表示される指示に従い、eSIMを追加する

【Androidの場合】

  1. Androidの「設定」を開く
  2. 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を選ぶ
  3. 「モバイルプランの追加」を選択する
  4. 受け取ったQRコードをスキャンする
  5. 画面の指示に従って設定を完了

設定が完了したら、データ通信や通話が正常にできるか確認し、問題なければ使用を開始します。

③物理SIMカードとeSIMの同時使用はできる?

物理SIMカードとeSIMを同時に使用することは可能です。

これをデュアルSIMと呼び対応端末では、物理SIMカードとeSIMを同時に使用して2つの回線を使い分けることができます。

一部のキャリアやプランによっては、デュアルSIMを利用できない場合もあるので、契約内容を確認することが重要です。

④eSIMで複数端末利用できる?

特定の端末(特にiPhoneや一部のAndroid端末)では、複数のeSIMプロファイルを登録できます。

しかし、同時に使用できるのは1つのeSIMのみで、デュアルSIMとして物理SIMとeSIMを使い分けることができますが、eSIMを同時に2台以上の端末で使用することはできません。

⑤eSIMと物理SIMカードの通信速度は違う?

eSIMと物理SIMカードの通信速度に違いは基本的にありません。どちらも同じネットワークに接続するため、理論的には通信速度に差はないといえるでしょう。

⑥現在利用中の法人携帯をeSIMに切り替えることはできる?

現在利用中の法人携帯を、物理SIMからeSIMに切り替えることは可能です。

個人事業主の方も含めて、ほとんどの通信会社では「SIMカード変更」または「SIM種別変更」という手続きで対応しており、切り替えには以下の条件を満たす必要があります。

  • 使用している端末がeSIMに対応していること
  • 契約している通信会社がeSIMサービスを提供していること

手続きは通信会社のオンラインページや店舗ででき、電話番号やデータプランはそのまま引き継がれます。

ただし、切り替え時に一時的に通信が利用できなくなるため、業務に支障が出ないタイミングで行うことが重要です。

⑦eSIMを物理SIMに戻すことはできる?

eSIMから物理SIMに戻すことは可能です。

ほとんどの通信会社では「SIM種別変更」という手続きで対応しています。

手続きの流れは以下のとおりです。

  •  契約している通信会社に物理SIMへの変更を申し込む
  •  物理SIMカードが郵送で届く
  •  届いたSIMカードを端末に挿入して設定する

物理SIMへの変更中は一時的に通信が利用できなくなるため、業務に支障が出ないタイミングで行うことをおすすめします。

通信会社によっては手数料がかかる場合がありますが、SIM変更に伴う手数料も通信費として経費で計上可能です。

まとめ

eSIMには様々なメリット・デメリットがあり、利用方法や使用者によってeSIMか物理SIMか選ぶことが出来ます。

【eSIMのメリット】

  1. SIMカードが破損する心配がない
  2. 再発行が簡単にできる
  3. 1台のスマホで複数回線が使い分けられる
  4. 海外渡航時でもスムーズに利用できる
  5. 契約後すぐに利用開始できる
  6. セキュリティ対策にもつながる

【eSIMのデメリット】

  1. 非対応の通信会社や機種が多い
  2. eSIMはオンライン手続きが基本
  3. 機種変更時はSIMの再発行が必要
  4. 管理に手間がかかる

海外渡航が多い方や、1つの端末で番号をいくつか持ちたい方は、是非この機会にeSIMのご契約を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、法人携帯の導入方法などについて詳しく知りたい方は「法人携帯ファースト」へお気軽にお問い合わせください。

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